調査資料

◇写真を重視した、コンパクトで分かり易い資料を作成します。
イセヤは、建築写真のプロとして、正確な写真による分かりやすい資料の作成に重点を置いてきました。特別な要望が無い限り、立面図を作成したり、瑕疵の場所を示した平面図を添付するといった、無駄な資料で体裁を整えるようなことはせず、 あくまで写真で表現し、 写真で確認するのがイセヤの方針なのです。
しかし、そのためにはどうしても資料が重厚なものになってしまいます。その点を解消すべく、資料のデジタル化を目指し、より使いやすく応用力があり、しかもコンパクトなCD調査資料の作成を実現しました。

冊子と同様のレイアウト

家屋ごとにアルバムとして整理された資料は、同じレイアウトの冊子とCDデータになります。レーザー印刷による冊子の写真も、従来のプリント写真に劣らぬ精度となっており、通常のチェックには十分なものです。その上で、さらに詳細なチェックが必要な場合、CDデータが役に立つのです。
CDはもちろんコンパクトですが、冊子もまた、その厚さは従来のプリントアルバムのほぼ1/3となります。

重要な元データ管理

家屋ごとにアルバムとして整理された資料は、使い慣れた工事写真帳や従来の近隣資料と同様のレイアウトで、画面上でページをめくりながら閲覧できます。
CDデータに関しましては、常に見ておくというものではなく、もしもの時の元データ管理という面で重要であると言えます。


チェックしやすい拡大画面

細かなクラックの先端はどこまで延びているのか、隙間の幅はどの程度なのか。通常の写真では見にくい部分も、台紙の写真をクリックすることで表示される、画面いっぱいの拡大写真により一目でわかるようになります。
この拡大画像は、ご覧の画面の解像度に応じて、常に画面いっぱいに表示されます。


応用力のある豊富な機能

このデジタル資料は、ただ閲覧するだけでなく、さまざまに応用できる豊富な機能を持っています。たとえば手軽に全体の状況を把握できる、拡大写真による「スライドショー」。
プリントアウトについては、台帳印刷はもちろん、自由に表示枚数を指定できるアルバム一覧印刷など、さまざまな機能を持っています。


保管に便利なコンパクトさ

1枚のCDに10軒前後、1000カットちかく (画像解像度により多少異なります) のデータと画像を納めることができます。これは、従来の資料に換算すると、A4サイズ厚さ20cmの資料に相当します。
また、同時にプリントアウトの資料を保管するとしても、その厚さは1/3に縮小されます。
保管資料やスペースの削減が必要な昨今、このコンパクトさは重要なポイントだと思われます。